2016年10月9日

「炭起こし試験」を行いました。

バーベキューグリルKAMADO Q

2種類の異なる炭を用意して、KAMADO Qで火をおこした時に、どのような特徴がでるか試験をしました。

スタッフ

スタッフ2名で担当しました。

KAMADO Qの内部構造

今回は、KAMADO Qに直接炭を投入して、着火剤を使用し点火するという方法をとりました。KAMADO Qは下から空気が入り上へ空気が逃げる構造になっているので、その上昇気流により、火が起きやすく、簡単に炭起こしができます。

黒炭

黒炭を全て入れたケースです。黒炭とはマングローブなどから作られる炭のことで、ホームセンターなどで安く手に入りやすく、安価です。
着火性も良いですが、その分火持ちが悪いという特徴があります。

全て黒炭ですので、着火は非常に早く、30分後には350度近くまで温度を上昇させることができました。火持ちも安定し、4時間もちました。

おが炭

黒炭とおが炭を1対1で配合したケースです。おが炭とは、おがくずを固めて作られる炭であり、真ん中に穴があいているのが、見た目の特徴です。備長炭に近く、着火性は悪いが、火持ちは良いという特徴があります。

1対1の比率にしましたので、着火にはやや時間がかかりましたが、火持ちがよく5時間もちました。

炭のレイアウトをする上で、双方の炭の特性を考え、手に入りやすく着火しやすい黒炭に着火し、その上におが炭をおき火持ちを良くする方法が良いと思います。黒炭2に対し、おが炭1くらいの割合でミックスするといいと思います。